ここでは様々な映画を独断と偏見でレビューしていきます。目指せ10000本!!

空気人形 C+ 岡田

空気人形 是枝裕和監督
2009年 日本


評価 B


こんにちは。
更新が滞ってしまいました。
すみません。
少しずつ更新していくので、気長に見てください。
映画は観ているんですけど、レビューをサボっています。
でも近いうちにイーストウッドの新作とか観にいく予定です。

最近クリスマスですね。
不況の影響なのか、なんだか今年はあんまり煌びやかじゃない気がします。
例年ならイルミネーションをピカピカしてるご近所さんも、
今年はやらないところ多いよー。
そんなことない?

うーそんなに飲んだり食べたりしていないのに気持ちわりぃ・・・
風邪っぽいな・・・
全く中身のない前振りになってしまったけど、
そんなこともあります。
その分レビューが濃いかっつーと、そんなことはないのです。







 「誰も知らない」「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督が、「リンダ リンダ リンダ」のペ・ドゥナを主演に迎えて贈る官能と感動のヒューマン・ラブ・ファンタジー。業田良家の短編コミックを基に、ひょんなことから心を持ってしまった“空気人形”が様々な出会いを通して味わう感情の移ろいと、対照的に浮き彫りとなる現代人の孤独と空虚感を、ユーモアと赤裸々なエロティシズムを織り交ぜつつ、切なくも繊細に描き出してゆく。
 川沿いの古びたアパート。ファミレスで働く冴えない中年男、秀雄が優しく語りかけている相手は、空気人形のラブドール。ある朝、その空気人形が心を持ってしまう。秀雄が仕事に出かけると、メイド服を着て外へ飛び出す空気人形。見るもの全てが美しく、驚きにあふれていた。やがてレンタルビデオ店に辿り着き、店員の純一とめぐり会う。ひと目で恋に落ちた空気人形。以来、その店でアルバイトをするようになり、純一や店長から様々なことを学び吸収していく空気人形だったが…。



ほい。単館なのにお客が入っていた空気人形。
是枝監督構想9年という渾身の作品。
そしてこの作品を最後にしばらく休むといいます。
本当なんだか。
本当だったら残念だな。
基本的に外さない監督なだけに。

さて、空気人形の本編に参ります。

この映画の「人形」はダッチワイフ。
それが心を持ってしまいます。
ぺ・ドゥナ演じる心を持つ空気人形が、
おしゃれに目覚めたり恋におちたりするわけです。

また、軸となるストーリーとは別で、
「現代人の孤独」のテンプレ的な表現がいくつか出てきます。


この2つ、「空気人形」と「現代人の孤独」を淡々と描写していく感じです。
やはり上手いなぁと思うのは、この2つの並列を選んだことです。

つまりですねー、空気人形も現代人も結局のところ「代わり」ということね。
空気人形は女の「代用品」で、
現代人の孤独の理由は、「俺(私)じゃなくても良いんだよね・・・」という心に基づくもの。
現代人にも代わりが利くんです。
この映画に出てくる現代人のテンプレは、「誰かにとって代わりがない(掛け替えのない)存在」ではない人々。
みーんな代わりが利く。
そんなところが、空気人形と相俟って独特の寂寥感を誘うんじゃないかなー。
で、空気人形に空気を吹き込むところはそんなコンテクスト上での意義もあるのではないかな。
勝負シーンの一つだよね。
まぁそれ抜きにしてもあのシーンは耽美的で良かった。

全体的には、何でか分からんけど微妙な不満足感がある。
別に後半展開していくグロテスクさ(これは映画全体のイメージを引き締めるため)とか、
結局何も解決されないからとか、
そういうところに理由があるわけではない。

そうだなぁ・・・例えば・・・
現代人のテンプレ的な孤独が、
形を変えて自分に迫ってくることはなかったんだ。
トウキョウソナタのそれは、
間違いなく形を変えて観る者に迫ってくる。
そんなところがちょっと物足りなかったのかな?

あと、不満足感は「ふわふわした系の映画が好きじゃない」
というきわめて個人的な原因にも由来するかも。
もっと緊迫感のある映像をくれ!

ぺ・ドゥナがさー、友達に似ててさ、
その友達と会うときは変な目で見ちゃいそうです。


★こんな人に
是枝好き
ふわふわ映画好き

★映画のお供
ダッチワイフ


Last updated at :2009/12/23(Wed) 11:15
Publish at :2009/12/21(Mon) 16:22

  • チェンジリング C+ 岡田
  • ベルリン・天使の詩 C+ 岡田
  • ココ・アヴァン・シャネル C+ 岡田
  • ディア・ドクター C+ 岡田
  • ホームページ制作、ホームページ作成