ここでは様々な映画を独断と偏見でレビューしていきます。目指せ10000本!!

サブウェイ123 C 岡田

サブウェイ123 トニー・スコット監督
2008年 アメリカ


評価 C


「映像、緊張感などはさすがだが、内容と人物に不満」

ちょりーす。
昨日は会社の人がパブリック・エネミーズの完成披露に行ってました。

僕も行きたかったなー。
今手元にある映画は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と、
「マンダレイ」、「ファニーゲーム」と人間の醜さ抉り出し3作品です。
今日は「ダンサー・・・」を観る予定。
山梨で買った桃ワインを飲みながらね。
あれ甘いからガブガブ飲めるよ。
おすすめ。

あんまり前フリも思いつかないので、
レビューに入ってしまおう。







デンゼル・ワシントンとジョン・トラヴォルタの豪華2大スターを主演に迎えたクライム・サスペンス。ジョン・ゴーディのベストセラー小説を原作に、1974年の「サブウェイ・パニック」に続いて再映画化。ニューヨークの地下鉄を白昼堂々ハイジャックした凶悪犯と、その交渉相手に指名された地下鉄職員との息詰まる駆け引きの行方を緊迫感溢れるタッチで描く。監督は「トップガン」「スパイ・ゲーム」のトニー・スコット。
 ニューヨーク、午後2時。地下鉄運行指令室で勤務中のガーバーは、緊急停車したペラム駅1時23分発の列車へ応答を促す。その列車は、19名が乗車した1両目だけを切り離して停車している状態だった。すると、無線で応答してきたライダーと名乗る男から、“この1時間で市長に身代金1000万ドルを用意させ、期限に遅れた場合は1分ごとに人質をひとりずつ殺していく”との要求を告げられる。さらに、ライダーは交渉相手に何故かガーバーを指名。ところが、警察が指令室にやって来ると、ガーバーはある理由で退席させられてしまう。しかし、ガーバーが席を離れたことを知ったライダーは激怒、運転士を射殺し、ガーバーを強制的に交渉役へ戻させる。こうしてガーバーは警察のサポートのもと、粘り強く交渉を続けながら人質解放と事件解決への糸口を探っていくのだが…。



観てきました。サブウェイ123 激突。
打ち合わせの後ヒマで時間があったから。
でも、今週から公開の映画に観たいのがたくさんあるから、
先に観ておいて良かった。


トニー・スコットの新作つーことで、
映像をわりと楽しみにしていましたが、
オープニングから魅せてくれましたよ。
しかし魅せてくれたのはオープニングだけでしたな。

ラストの方に、人間の生々しさを出そうとする演出があるのですが、
これが非常に不出来。
よって、この映画全体の評価が下がってしまう。

結局デンゼル・ワシントンがいい者で、
ジョン・トラヴォルタが悪者っていう構図を最後まで構築してしまった。
個人的にはデンゼル・ワシントンにはもっと悪者になってほしかった。
迷いなく撃つとかさ。
せっかく賄賂っていう伏線を張っていたのに、
それをしっかり人物を描くスパイスとして活かしきれていないと感じたな。

繰り返しになるけど、あの流れならデンゼル・ワシントンは悪者になっていく方が、
映画として面白い。

興ざめするシーンは牛乳のところ。
ハイジャック犯に現金受け渡し人として指名されるガーバーは、
丸腰でハイジャック犯に会いに行くという危険を犯さなければならなくなった。
その直前、やはり家族に電話する。ここ。
当然電話口の向こうの妻は取り乱して泣く。
そして、「あなた、帰りに大きいパックの牛乳を買ってきてよ」って言う。
帰ってくるかも分からないくらい危険だから、敢えて言うってことだよね。
対するガーバーは「大きいのじゃなくて小さいのにするよ」と。
・・・ちょっと待てと。
その演出はないだろう!クサすぎ!
使い古されすぎ!
あれは萎えたな・・・
ラストシーンの方で買って帰る牛乳をこれ見よがしに写すのも勘弁。

感情の移り変わりとして不自然だなと感じたのは、
最後の方のガーバー(デンゼル・ワシントン)。
仮にも人を一人殺しておいてすぐなのに、
ニヤニヤ笑ってんだよ。
ここまでずっと構築してきたキャラでは、
人を殺しておいてニヤニヤ笑いはしないと思うんだがな・・・
寧ろこれは
「善良な市民は馬鹿だから、
自分がヒーローになったときは人殺しをしていても清清しさの方が勝る」
という暗示なのか!?
それだったら見直すぜ、トニー・スコット。

飽きさせない緊張感、スタイリッシュな映像など、
技術的な部分は全く問題ない・・・というか、
やはり実力がある。
が、人物やストーリー展開といった、
ソフト面においてちょっと物足りなさがある映画。

1500円でトントンって感じかな。


★こんな人に
あんまり期待しない人
トラヴォルタ好き(デンゼルより今回は遥かに上手かった)

★映画のお供
デカいパックの牛乳



Last updated at :2009/09/12(Sat) 22:14
Publish at :2009/09/12(Sat) 11:46

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