ここでは様々な映画を独断と偏見でレビューしていきます。目指せ10000本!!
ディア・ドクター 西川美和監督
2009年 日本
評価 C+
西川美和らしい作品だけど、設定がありがちで気に食わない。
切れ味もなんか鈍い。
こんちゃー。
この間ね、新東京国立美術館にいってきました。
仕事を15時に終わらせて、ゴー。
会社のすぐ近くなのね。
お目当てはルーブル。しかし!混んでた・・・
あんまりルーブルは良くなかったかなぁ。
内容的にもそこまで充実してなかったような?
僕的に惹かれる目玉がなかったのがね。
あとは混んでるのがいやだった。
僕は蠢く人ごみの中で芸術を味わうことが出来ない。
修行が足りないのかも。
つーわけで早々にルーブルを切り上げて、
現代アートの方へ。
こっちはかなり良かった。
斉藤芽生の作品、踊り場シリーズが好き。
あとは最後の方のオランダの作家は映像を出していて、
それがとても面白かった。
他の媒体ではなく「映像」であることの象徴をそのままメッセージにしている感じで、
すごく分かりやすかった。
もう期間はあまりないけど、現代アートの方はオススメ度75!
現代のアートシーンをうまく切り取っている、
なかなか良い展示だったと思います!
はい、ディア・ドクター。
2009年初夏公開。
はい、試写いってきましたよぉっぉおぉぉおぉおおぉっぉ。
西川美和の新作。
「蛇イチゴ」「ゆれる」の西川美和監督が、笑福亭鶴瓶と瑛太を主演に僻地医療の実態を描くドラマ。都会の医大を出たばかりの相馬が研修医として赴任してきた僻村には、中年医師の伊野と看護士の大竹がいた。伊野が来るまで長く無医村だった村だが、高血圧、心臓蘇生、痴呆老人の話し相手まで一手に引きうける伊野に村人は絶大な信頼を寄せていた。僻地医療にも慣れてきた相馬だったが、かづ子という独り暮らしの未亡人が診療所に現れ……。
・・・という感じらしいです。はい。
今回もなんとなく社会派な映画。さすがに骨はしっかりしていて、まぁ観ても損はないってのが総評。
でも、1年後には忘れちゃいそうだなぁ。
まずはファーストショットが良かっただよ。
「あーこの映画は観るに耐える映画だな」と感じさせるね。
しかしなぁ、正直言って設定がありがちじゃない?
僻地の○○な医者って・・・
あとはなんとゆーか、なんともいえないな・・・
西川美和特有のふわふわした、つかみどころのない映画ではある。
まぁメインは八千草薫との絡みになってくるんだけど、
ここはツボをしっかり押さえてるというか、
さすがに如才ないなぁ、上手いなーというか、
逆に言えば新しさはなくて優等生的だなぁーというか。
間違いはないんだけど、まったく突き抜けてもない。
この人の映画は感情が動くときの「決定打」を明確に出さないのが特徴なのかな。
どんなタイミングでどう心が動いたのかは分かりづらいのかもしれん。
だから、観客と主役の距離がなんともいえない感じになって、
「ふわふわした映画」になるのだろー、と思う。
八千草薫は演技がうまい。
つるべーもなかなかうまい(ってゆーか本来の意味での演技は必要ない役?)
井川遥はなんで最近良い映画に出てるの?
笹野高史の酔っ払いの演技はうますぎじゃない?(笑)
あと村人たちの演技もうますぎじゃない?
素人じゃないよなぁ・・・
ラストシーンは西川美和「らしさ」満載です。
ちなみに関君いわく「あとは音楽が安っちかったよねー」だそうです。
僕は気づきませんでした。
まぁこれが「生涯最高の映画」には100%ならないけど、
「うん、なかなかいいじゃん」って感じの映画です。