ここでは様々な映画を独断と偏見でレビューしていきます。目指せ10000本!!
イースタン・プロミス デヴィッド・クローネンバーグ監督
2007年 イギリス/アメリカ/カナダ
評価 B
「冷たい中での一瞬の温もりが、とても暖かく感じるマフィア映画」
こんちはー。
今日は暇。
だから映画を観る。家で。
楽しみー♪
私選・今日のニュース
欧州宇宙機関(ESA)とロシア生物医学研究所(IMBP)で進めてきた有人火星旅行のための地上試験環境「Mars-500」の準備が整い、公募で募集した6名のクルーを使った人が長期の宇宙旅行に耐えられるかを試験する地上実験が3月31日、IMBPがあるモスクワの実験施設で始まった。
これから6名のクルーは実験施設内に作られた有人火星旅行用の宇宙船を模したタンク型の閉鎖環境で105日間の共同生活を行い、閉鎖環境での長期生活が人の精神や健康にどのような影響を与えるのか、試験が行われることとなる。
(中略)
宇宙船を模した閉鎖タンクには生活に必要なベッドを備えた生活スペース(個室+リビングルーム)、共用のバス・トイレも設置されているが、宇宙船では水は貴重な資源となるため、シャワーなどの設備はなく、お風呂の代りには内部に設置されたサウナで汗を流してタオルで拭くだけ、また、食事もいわゆる長期保存が可能な「宇宙食」しかない他、外部との通信も地球=火星間の通信時差を考慮してわざと20分の遅延が設定。もちろん、ヒマな時間を使ってインターネットを楽しむということはできず、105日間とはいえ、当事者にとっては現実さらがらの厳しい実験となりそうだ。
ESAでは、今回の実験の参加者は、2万ドル(約190万円)が報償金として与えられるとしているが、果たして2万ドルは高いのか安いのか、微妙だ。
ちょっと怖くね?・・・必ず出してもらえるという保障はあるのだろうか。
ロシアのことだからわかんねぇ・・・
105日ぶりに開けたとき、そこには3組の男性カップルが。
とか、105日ぶりに開けたとき、物凄い異臭が。
とかは規定路線なんだろうな、きっと。
ちょっと興味あるけど、基本的には僕なら無理です。
だって時間と日にちの感覚もなくなるんでしょ?
怖すぎる・・・
イースタン・プロミス
ピザ食いながら観ました、イースタン・プロミス。
クローネンバーグは合わねぇなぁと思ってたんだけど、
とりあえず観ることに。
そして意外に良かった。
クローネンバーグも一皮向けたというか、ある一定のスタイルを築いたというか、そんな感じがした。
ヴィゴ・モーテンセンの渋いこと渋いこと。
この映画の良さはどこにあるかというと・・・うーん、今回は全体?
まず、構成から。
まぁぶっちゃけて言えばヒジョーにあざといといえる構成になってます。
よく言えば素直に上手いんだけどね。
他の要素を控えめにしてあるから結構展開は激しいんだけど、
それもうざくない程度。
じっくり心情を汲む余裕は残されてます。
サラッと出てくるどんでん返しにばびったね、僕は。
お次。画。
これもあざといですなぁ。
全体の雰囲気を統一するために、執拗までに「夜」にこだわる。
暗め暗めで進めていって、表面上は清潔感があるんだけど、
なんとも裏がありそうな町並みなんて、素敵です。
そして山場で迎えるこれまた狙いすぎってほどの、
爽やかな色彩。その中の血。
こりゃあ計算ずくの上手さですよ。
まぁストーリー自体は何てことないんだけど、
周りで盛り上げる要素がしっかりしてるから、大変楽しめます。
残念なのは、盛り上げる要素はその場だけを盛り上げるものであり、
全体に深みを与えるものじゃないことです。
んなわけで、このマフィア映画は深みはありません。
いや、厳密に言うとあるな。
副産物的な深みなのか、狙ってるのかは分からんが。
それは冷酷なマフィア世界で見られる、一瞬の温もりのあったかさ。
本当はもっともっと冷酷な中で、少しのあったかさを表現したほうが効果的なんだけど、
結構珍しい感情というか、「言いたいこと」だと思うので、ここは汲み取って欲しいっすね。
ネタで観るにしろ、マジで観るにしろ、なかなかのもん。
ただ、好みは分かれるのかもしんない。