ここでは様々な映画を独断と偏見でレビューしていきます。目指せ10000本!!
チェ スティーブン・ソダーバーグ監督
2008年 米・仏・西
評価 B+
ちはーっす。
今日は「チェ」をレビュー!!
デル・トロの会見にもいってきたぞぇ。
その模様もアルバムのほうで。
私選・今日のニュース
テレビ朝日系で10日に放送された情報バラエティー番組の中で、「インターネット上で流れている情報」として紹介されたブログが、実際は番組制作スタッフが作成したものだったことが11日、わかった。
この番組は、テレビ朝日制作で10日午後7時から放送された「情報整理バラエティー ウソバスター!」。
一般に流れる様々な情報の真偽を検証し、クイズ形式にした内容で、「NEWSの語源は英語の東西南北の頭文字」「干支(えと)のイノシシは、中国や韓国ではブタ」「サケとシャケの違いは加工の有無」などと書かれた六つの雑学ブログが、出題のネタ元として画面付きで紹介された。
しかし、番組終了後に、これらのブログをインターネットで見た視聴者が、いずれも同じ昨年12月10日に作成されていることに気づいて「あまりにも不自然」と指摘。同社も番組スタッフが撮影用に作ったブログであることを認めた。
同社広報部では、「実際のブログ作成者から撮影許可が取れなかったので、同じ情報を元にスタッフが『再現』した。そのことをテロップやナレーションで伝えるべきだった。視聴者に誤解を与えかねない表現となり、申し訳ない」としている。
ネタだネタだ(笑)ウソバスターをウソバスター!!
こういうことをするからテレビは嫌いだね。
ちなみにこの番組の製作会社はかの有名な「あるある大辞典」と同じ会社・・・
さすが下らない番組だけにやってくれましたねぇ。
もっと徹底調査するべきだね。
まず疑問なのがネットの情報を元にする必然性なのだが。
ネットの情報を鵜呑みにしている人なんて元々あんまいないし、
逆に言えばもっとも嘘っぽいネットでさえウソバスターされるようなネタがあまり蔓延ってなかったっつーこと。
こういうときは、企画下げた方がいいんじゃないの?
チェへ
1955年、メキシコ。アルゼンチン人の青年医師エルネスト・ゲバラ。南米大陸の旅を続ける彼は、自らも喘息を抱えながらもラテン・アメリカの貧しい人々を救いたいという志が芽生えていた。そんなゲバラはある日、独裁政権に牛耳られた祖国キューバで平等社会の実現を目指す反体制派のフィデル・カストロと出会い意気投合する。そして、政府軍に無謀とも思えるゲリラ戦を仕掛けようという彼らの作戦への参加を決意するゲバラだったが…。
はい、完成披露で観たので4時間半の大作として丸ごとお届けします。
ってゆーか、ホントは一本の映画だったのに分けちゃうのね。
いくらブッキングの都合とか、お金の問題とかあっても、ちょっとねぇ。
できれば2本続けて観てほしいです。
分けて観ると結構ぶつ切りになっちゃうんじゃない?
どこで分けたのか知らないけど・・・
ただ、4時間観るとケツが痛くなる。座りっぱなしで。
レビューをば。
オーシャンズシリーズや、セックスと嘘とビデオテープのソダーバーグが監督。
ただし「ソダーバーグが監督」と思って観るのはやめたほうがいい。
あのさ、バラエティ番組で「当時の再現」とかあるじゃない?
この映画はあれと同じ感覚。
番組は意味なく脚色して、この作品は脚色ほとんどなしという点が違うけどね。
単純に当時にもっとも近いと思われる映像を再現していく。
これにひたすら執着し続けるのよ。
そして4時間を超えるすごい再現フィルムができた。
それが「チェ」。
普通映画って言うのは、観客ありきで製作されていくことが多い。
「演出上、観客にとって不必要だ」と考えられるカットから排除されていくんだ。
その作業を重ねていくことで、無駄がなく、そして画面内のほとんどに意味がある「映画」というものが出来上がる。
例えばある男女が別れるシーンという場合。
そこには何か悲しげな演出とか、涙とか、顔のアップにしてみるとか、そーゆーことがなされていく。
観客の心を揺さぶるためにね。
「チェ」は違う。
もう元々のそのまんまをひたすら追おうとする。
それがまず新しい。
でもよく考えてみよう。
「ひたすら追おうとする」という姿勢の中にも必然的に演出が含まれてくる。
それは「シーンの移り方と、カットの割り方と、画の取り方」。
この3つの要素は再現フィルムでも製作側に委ねられているんだよね。
ここでソダーバーグは再現に寄せるか映画に寄せるか迷った気がする。
再現に寄せるなら、シーンを割らずにフィルム自体が6000時間とかになっちゃうよね。
そりゃあ無理だ。
観ているとシーンの割り方は非常に不親切に感じられると思う。
戦闘とか結構飛ばすし。
でも、これが僕には「映画的な」切り方に感じられた。
ここは意見が分かれるかもしれない。
確かに映画らしい映画かどうかを問われると、
ちょっと答えに窮する。
でも、大したことないカットとかにもしっかり構図ができているし、
さすがに作りは緻密。
まぁ、万人に受けるわけじゃないのでこの評価っつーことで。
その内容からいって製作にお金を出してくれるところが少なく、
作るのにも大変な苦労をしたそうです。
4時間超えはケツが痛くなるかもしれませんが、
この世の中にはよく合う映画だよ。
革命とはどういうものか、しっかり観てほしい。
余談だけど、先に「モーターサイクル・ダイアリーズ」
というウォルター・サレスの名作を観ていくと良いでしょう!
あとは少し歴史的背景を予習していくことね!