ここでは様々な映画を独断と偏見でレビューしていきます。目指せ10000本!!

イントゥ・ザ・ワイルド A 岡田

イントゥ・ザ・ワイルド ショーン・ペン監督
2008年 アメリカ

評価 A

はいこんにちは。
昨日更新するはずが、今日になってしまいました。すんません。
昨日が試写だったんだわい。
新宿は明治安田生命ホールにて18:30から。
マスコミ試写にいけなかったから、一般試写に行ってきました。
ま、そりゃそうと、僕はいまだに新宿が怖いのです。
治安的には同じようなところが横浜にもあるけど、新宿のが怖いです。
なんか自分がいなくなっても誰も気付かなそうだからかなぁ。
長距離バスの停留所なんか、多種多様な人で溢れていて面白い。
でも、顔のない人ばかりが多くて、やっぱりちょっと苦手な場所です。

イントゥ・ザ・ワイルド

昨日は雷雨でした。駅からの帰り道、傘が100円で売っていましたが、僕はこの映画を観たあとだったので自然に還り、ずぶ濡れになって家路につきました。新鮮で気持ちかったー。子供のとき以来かも。

ストーリーは
1990年夏、ジョージア州の大学を優秀な成績で卒業した22歳の青年、クリス・マッカンドレス。卒業祝いに新車を買ってあげるという両親の申し出をあっさり断った彼は、通帳にあった預金全額を慈善団体に寄付し、現金さえも焼き捨て、家族に何も告げることなく、文字どおり無一文でアラスカへ向けて旅に出る。道中、サウスダコタでは、クリスの無鉄砲を諫めてくれる陽気な兄貴分、ウェインと出会い、その後は、ヒッピーなどアウトサイダーたちが集うコミュニティに身を寄せ、美しい少女トレイシーと出会うのだが…。
だそうですよ。

この映画は非常にアメリカンニューシネマくさい!!
ショーン・ペンがもう少し早く生まれていれば、きっとアメリカンニューシネマの旗手になれただろうに。

「自然に還る」というのが、彼が旅する表面上の理由であるけど、本当のところ、人間の仮面に嫌気がさしたから、自然を求めたわけ。
でも、彼が旅する中で出会う人々は皆、仮面なんて被っていない素敵な奴らばっかり。
でもちょっと都会に戻ればまた仮面。人はいつ幸せを感じるのかって、考える。で、彼は最期にその場所を見つける。それは真理で、彼にとっても目が覚めるようなことだったと思う。そこは名シーンだから見逃さないで。

技法的なことで言えば、とても洗練されていると。
カットの長さはやや長めだけど、それぞれのカットは逃げることなく、真理を追おうとしている。ただそれだけじゃ飽きるから、ジャンプやスローなどを巧みに取り入れているね。カメラに向かって話しかけたりしているところの矛盾なんかも、逆にニューシネマっぽい感じがした。
音楽を多用するところや、その選曲も明らかにニューシネマを意識している。自然に伴った音楽の場合はそういう選曲じゃないけど、多用してるの。

そしてやはり主演のエミールハーシュ。
スピードレーサーで来日したときは「はっ、このイケメンだけのポッと出が」と思ったけど、すまんかった。謝る。
ポストディカプリオとはまさにピッタリのあだ名。
素晴らしい演技をしている。
完全に役を自分のものにしたな。
これからかなり伸びてくるんじゃないかと思います。
大俳優になる素質を持っている。
彼は素晴らしい役者だ。

幸せのある場所、それを見つけたときは、「失って初めて気付く」という感覚に似ているのかもしれん。
愛というのは完全に噛みあうことはないけど、そこに幸せが生まれる可能性はあるんじゃないかな。と、思います。だからきっと、彼の親も、仮面を被っている人々も、悪くない。

欠点を言えば、ちょっとのめりこみづらいかもいれない。
でもこの作品はもしかしたらアメリカで新しい映画の潮流を生み出すかも。

イージー・ライダーに似ているよ。



Last updated at :2008/09/22(Mon) 18:01
Publish at :2008/08/30(Sat) 11:19

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