ここでは様々な映画を独断と偏見でレビューしていきます。目指せ10000本!!
裏窓 アルフレッド・ヒッチコック監督
1954年 アメリカ
評価 A+
どうもどうも。
少し更新が滞ってましたね。
10日にテレビ関係の依頼でCMを撮影しましたが、大変でした。
やっぱり納期的に厳しいものがあったかね。
それでも集まってくれたキャストの皆様には感謝です。
当日は不手際が多くてすみませんでした。
作品自体は現在橋本&関がものすごい勢いで編集してくれていると思います。
お二人も過労ですまん。
見境なしに仕事を持ってきてたらすごい量になってしまった・・・
まだ何本か8月中の作品抱えてるもんね。
ちなみに僕は夜な夜なホラー用の仮面を作っています。
楽しい♪
怖いのができそうよ。
裏窓へ
天才ヒッチコック先生が誇るサスペンスの傑作。
構成上の狙いが非常に明瞭で良い。
カメラマンのジェフ(J・スチュワート)は足を骨折し、ニューヨークはグリニッチ・ヴィレッジのアパートで療養中。身動きの取れない彼にとって退屈しのぎの楽しみは、窓から見える中庭と向いのアパートの住人たちを眺める事だけ。だが、その中で、セールスマンの夫(R・バー)と激しい口論をしていた病床の妻の姿が見えなくなった事に気づいた。セールスマンの様子を窺う内に、ジェフはその男が女房を殺したのではないかと推測、恋人のリザ(G・ケリー)と看護人ステラ(T・リッター)の協力を得て調査を始めるのだが……。
というストーリー。ストーリーはコピペ。
例えばキャラクター設定として、
リザの女性らしく、かつ行動的なリアルさとか、
ステラのセリフから機転のきく婆さんでなかなか面白い人だとか、
ドイルの目つきで用心深く警察らしい切れ者だとか、
すぐに飲み込める。
お次。カメラが部屋からほとんど出ない。これはミソだな。
双眼鏡の映像を主観として提供されることで、
ジェフ側にどんどん観客は入っていく。
でも、ジェフは動けないというもどかしさ。
カメラの構成はジェフの部屋での会話と、そこから見える窓の外だけじゃないか?
これで2時間もたせちゃうんだからヒッチコックはすごい。
そしてところどころで発揮されるちょいとした長回しと、
その効果と構図。
窓から部屋に戻ってくる本編真ん中くらいのショットといい、
冒頭の怪我の原因を説明するショットといい、
非常に効果的な部分ではさまれる。
部屋の中での会話の構図も美しく、是非注目してほしい。
更に。
脚本ももちろん秀逸。
与えられる情報が適度で、映画を何万と観てきた百戦錬磨の人でも、
物語がどう転ぶかが全く予想できない。
もちろん想像しうる範囲から外れたりはしないんだけど、
ヒッチコックがどれを選ぶかは最後までわからない。
どんどん引き込まれる。
アパートの他の住人をスパイス的に取り入れるのもうまい。
ちょっとしたユーモアやドラマが別のところでしっかり展開されている。
特にラストはニヤリとしてしまう。
結局のところリザの思う壺って感じを匂わせるところなんかもいいよね。
グレイスケリーがもうほんっとに綺麗です!!!