ここでは様々な映画を独断と偏見でレビューしていきます。目指せ10000本!!
クロッカーズ スパイク・リー監督
1995年 アメリカ
評価 A+
こんばんは。
いろいろ更新しましたが、暇がなくてまだカテゴリ作成だけで止まっています。開こうとしてポチポチとクリックしてしまった方、ごめんなさいね。
これからどんどん反映させていきますので。
コンテンツ充実の盛りだくさんでお送りしますよ。
乞うご期待。
先に悪い知らせをしておくと、夏までに公開する映画で良作はあまりないと思われます。
6月半ばのJUNO、ぼくの大切なともだち辺りを境目にほとんどなくなるようです。夏休み向けのが増えます。ポケモンとか。
多分ポケモンは仕事で観ます。
そしたらレビューしよっと。
クロッカーズ
この映画はすごい。
まずオープニングクレジット。これは恐らく全映画の中でもトップのすごさなんじゃないかな。
音楽といい、観客を一気に、本当に一気に引き込む。
目が離せないというか背けられないというか。
強烈に印象に残って、それが映画を作り出していく。
そんなクレジットから始まるストーリーは黒人の貧民街における殺人の話。
きっと現実においてだってそんな街で起きる麻薬がらみの黒人の銃殺なんて当たり前で、全く珍しくもない。
警察も映画の中のようにほとんどふざけたり、やる気のない流れ作業のような形で事件を始末するんだろう。
そんな環境の中から抜け出すには、ストライクのように麻薬の密売に手を染めるか、ビクターのように死ぬほど働くかの二択しか用意されていない。
この映画は、そのどちらをとってもオープニングみたいになるよ。と言っている。そんなもんだとね。
だからハーヴェイ・カイテル演じるロッコは人道的に正しくても間違ってるし、ロドニーやエロルは人道的に正しくなくても生き残る。
現実はそうなんだ。目を背けるな。
自分が悪いと自覚している売人たちはまだいい。
スパイク・リーは僕らが目を背けないようにした。
なぜ人が人を殺すのかという疑問にあっけない答えを用意した。
でも、残念ながらその答えは正解だ。
彼らの日常の殺人の裏にある淵に気付けるかだよ。
確かに世の中にはクソみたいな人間が多くて、極めて一元的な見方だけでフェミニズムに傾倒したり、過度に障害者を守るスタンスをとったり、戦争に反対したりする。
違う。それは最もタチの悪いタイプ。
自分が自覚していない偽善だ。
そいつらに警鐘を鳴らしている。
気づけボケ。
が、スパイク・リーは性善説主義者なのか、実際のところ悪いことにそんな奴らにはこの高尚な、いや寧ろ低俗なのか?ジレンマや殺人の裏にある暗い暗い淵を理解できないんだな。
音楽、映像、テーマ性、芸術性、どれをとってもほぼ完璧な作品。
だが、もしかしたら一過性のテーマなのではないかという疑問からA+止まり。
★こんな人に
飽きない&ディープな映画が好きな人
下層出身の知識人
物事を多元的な見方で斬れる人
★映画のお供
チョコ・ムー